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ー電気工事に必須の工具「電工7つ道具」の内容とは!?ー

電気工事では、電動ドリルやハンマーなどの道具も使用しますが、電気工事士に共通して必須の「電工7つ道具」と呼ばれる7種類の工具があります。

 

今回は電工7つ道具とはどのようなものか、一つずつ解説していきます。

 

 

電工7つ道具

 

ペンチ

 

ペンチは電線や資材を掴んだり曲げたり切ったりする、電気工事にはなくてはならない工具です。

長さや重さはさまざまなものがあり、電気工事士それぞれが使いやすいものを使用しています。

また、切断能力にも種類がありますので事前に調べてから購入することが大切です。

 

 

電工ナイフ

 

電工ナイフとは刃が厚く鉈のような形をしたナイフで、電線などを加工するための工具です。

電気工事の現場では主に電線の被覆を剥ぐときに使用します。

 

 

圧着工具

 

圧着工具とは、電線や圧着端子を取り付けるのに使う接続工具です。

具体的には圧着ペンチや電工ペンチなど、屋内配線や屋外配線用電線コネクタの銅線用裸圧着端子・スリーブで使用する工具を指します。

 

リングスリーブ用、裸圧着端子スリーブ用、絶縁被覆付圧着端子・スリーブ用、絶縁被覆付閉端接続子用などの種類があります。

 

 

マイナスドライバー

 

電気工事ではドライバーは絶縁タイプを使用します。

おすすめのサイズはマイナスドライバーの場合、5~5.5mmです。

細軸タイプもあるため、電気工事士が自分で使いやすいものを使用します。

 

 

プラスドライバー

 

電気工事ではプラスドライバーも使用します。

プラスドライバーのサイズのうち、電気工事で使用するものは1番、2番、3番の3種類です。

このうち、使用頻度が高いのは2番です。

こちらも電気工事士が作業しやすいものを選んで装備します。

 

 

ウォーターポンププライヤー

 

ウォーターポンププライヤーは配管工事に使用される工具で、主に水道管工事で活用されています。

口の開きが多段階となっているため、水道工事以外でも配管を用いる作業には欠かせません。

 

電気工事では金属管を回したり、ナット・ボルトを締めたり緩めたりする用途で使います。

 

 

スケール

 

電気工事ではスケールも使用します。

スケールの長さは5mと7mが主流ですが、電気工事では5mのものを使用するのが一般的です。

また、幅は25mmの幅広いタイプがおすすめです。

 

 

電気工事士それぞれが使いやすいものを使っている

 

電気工事の作業に必須の電工7つ道具をご紹介しました。

電気工事士はご紹介した7つの道具を、自分の作業内容に合わせて使いやすい物を揃えて携行しています。

 

電工7つ道具は第二種電気工事士の技能試験の受験でも必要な基本の道具となりますので受験を目指している方は揃えて技能試験に臨みましょう。