オフィスの設備や人員の変動によりコンセントが足りなくなったり、必要な場所にコンセントがない、ということが起こります。
コンセントが足りなかったり、位置が遠いとお客様の業務に支障をきたしてしまいます。
また、オフィス移転時に設置したコンセントの位置が失敗だった、と感じているお客さまもいらっしゃるでしょう。
このような場合、コンセントの増設リフォームで対応します。
コンセントの増設リフォームに関わる工事
コンセントの増設リフォームと一口に言っても、主に3つの電気工事があります。
コンセントの増設
コンセントの増設工事で最も一般的な方法は電気コンセントの増設リフォームです。
電気コンセントを設置したい場所まで配線を通し、新たにコンセントを設置します。
配線は壁や天井、床下を通っているので配線が通っている場所を取り壊し復旧工事なども行いますので、比較的大掛かりな工事になります。
コンセントの差込口の増設
今あるコンセントの差込口を増やす工事も一般的です。
例えば2口あるコンセントを3口や4口などに増設します。
コンセントの差込口が足りずに延長コードなどでタコ足にされている方も多いですが、タコ足配線が原因のショートや火災予防のためにも差込口を増設した方が安心です。
コンセントの電圧の増設
コンセントの電圧増設により、業務用の幅広い電気機器にも対応できるようになります。
日本のコンセントの電圧は基本的に100Vですが、電気機器によっては200Vのものもあります。
電圧により機器の導入を諦めていた場合も電圧を200V対応にリフォームすることで、使用できる電気機器の幅が広がります。
コンセントの設置工事・増設リフォームはお客様への提案が大切
コンセントの位置はオフィスでも一般家庭でも後になって足りない、必要な場所にないなどといった失敗が起こりやすい部分です。
コンセントの位置次第でインテリアにも影響が出ますし、必要な電気製品を便利に使えなければその分ストレスになってしまいます。
そのため、コンセントの設置工事や増設リフォームではお客様が使いやすいように提案をしっかりと行って、お客様にとって後悔がない工事をする必要があります。
お客様が日常どのような業務でコンセントを使用されているか、導線はどのようになっているかなどのヒアリングをしっかりと行うと共に、オフィスや工場ではどこに電源があると便利かなどの知識を積極的に現場の中で収集しておくようにしましょう。