電気工事には様々なものがあります。
その中でもコンセントの数が足りずに増設工事が行われるといったケースも少なくありません。
今回は、コンセントの増設工事をテーマにどの程度の費用がかかるのか、
注意点はどんなものがあるのかといった気になる話題を解説します。
この記事を読めばきっとコンセントの増設工事をする上で知っておきたい情報が分かるでしょう。
▶︎気になるコンセントの増設工事の費用相場
コンセントの増設工事は、約1万円から数万円程の費用相場で行えます。
まず、コンセントの増設工事には、新規でコンセントを増設する工事と
既存のコンセントの口数を増やす工事の2種類があります。
この工事内容によって大きく異なる点を知っておきましょう。
新規でコンセントを増設する場合は大体1万円程度の費用でできます。
もちろん、既存のコンセントの配線から、かなり延長した場所に新規設置する場合や、
鉄筋コンクリート造で工事に手間取るなどイレギュラーな場合は、それ以上かかる可能性はあります。
一方、既存のコンセントの口数を増設する場合は大体1万円未満で施工できる場合も少なくありません。
例えば、2口のコンセントを4口にするといった工事の場合、費用も新規開設に比べると安価です。
このように、リフォームとしては比較的リーズナブルに行える電気工事がコンセントの増設工事です。
▶︎注意点もあるコンセントの増設工事
思った以上に気軽にできるコンセント増設の電気工事ですが、注意点もいくつかあります。
まず、コンセントの増設工事がエアコン用など電圧が高めの家電の場合は、
ブレーカのある分電盤の工事も行う必要があるということです。
この場合は、電気工事に約4~5万円程かかるケースもあるので、
あらかじめ見積もりで確認しておきましょう。
次に配線によっては、困難な増設工事もあります。
例えば、電気が全く通っていない区画、しかも強固な鉄筋コンクリート造りの場合は、
費用が想像以上にかさむか、そもそもできない工事の可能性も出てきます。
最後にポイントとしては複数の業者に電気工事の相見積もりを行うことや、
将来を考えて1度に複数の増設工事を依頼することです。
複数社に見積もりをすることで、費用の比較ができますし、
複数個の依頼をすれば、1か所当たりの施工費用も安くなります。
▶︎まとめ
コンセントの電気工事は、比較的簡単にできるものでは、安価にできるリフォームの一つです。
ただし、家の状態や配線の状態によっては費用が増すこともあるので、
まずは見積もりを行ってみましょう。
その際は、将来を見越して複数個のコンセント工事を依頼したり、
複数社に見積もりを取ってもらいましょう。