NEWSコンセントを増やす方法と注意点①

コンセントを増やす方法と注意点①

長く過ごしていると、様々な家具や家電製品が増えていきます。

家電製品が増えていくとコンセントが不足してしまう場合があります。

基本は新しく延長コードに使われる電源タップを差し込んで対応する方が多いと思いますが、

タコ足配線における漏電の危険性や、

小さいお子様がいるご家庭では足を引っかけるなどのトラブルの原因にもなる場合もあります。

また、コンセントの位置が決まっていてお部屋の模様替えをしたときに、

家電の配置を移動できずに困ったという方も多いのではないでしょうか。

今回は、コンセント増設のポイントと注意点についてご紹介します。

 

 

▶︎コンセントを増やす方法は3

コンセントを増設するといっても、様々な目的があります!

 

・コンセントの差し込み口を追加する

1つのコンセントでも差し込み口が1つしかないのもあれば、差し込み口が3つ以上あるコンセントも存在します。

差し込み口の多い電源タップへの交換でコンセントの増設工事を行います!

新しい電源タップへの交換はあらかじめ電源タップの内部に配線が分かれているため、

コンセントの電気配線を変更することなく施工でき、比較的短時間の工事となります。

注意点としては、差し込み口が増えても、

電力消費量の多い家電製品をコンセントに大量に差し込んで使用することで、

ブレーカーが急に落ちてしまう場合があります。

そのため、使用前には必ず使用電力量のご確認を行いましょう。

また、差し込みすぎることで漏電が起こる可能性や、

足を引っかけてしまうといった事故の原因にも繋がるので注意しましょう。

 

・新しい箇所にコンセントを作る

電源タップを使わずに増設する方法は、新しい箇所にコンセントや配線を増やします。

そして、新しい箇所へコンセントを取りつけるには、

まずは元の配線から新しいコンセントの配線部分へ分岐させて、増やさなければなりません。

コンセントの電気配線を扱う作業には取り扱うための資格が必要となります。

危険性を伴う作業となるため、電気業者に依頼して作業を行いましょう。

コンセントの配線によっては電圧の異なるものもあるため、

あらかじめ、分電盤で増設箇所の電圧を確認しましょう。

電圧が分からない場合には、電気業者に相談してみることをおすすめします。

また、住んでいる場所が賃貸の方は、

コンセントの配線を増設する前に、管理人や管理会社に確認を行ってくださいね。

 

・コンセントの電圧を変える

エアコンやIHのクッキングヒーター、乾燥機付きの洗濯機など、

家電製品の中には200Vの電圧に対応しているものもあります!

また反対に、エアコンなどに使用していた200Vのコンセントを

通常の100Vに戻すといった電気工事もあるのです。

基本的には、電気業者に依頼することで、

コンセントの配線を変えることなく分電盤から電圧を変更するだけとなります。

しかし、分電盤が老朽化していたり、コンセントの配線部分を変更する場合は、

電気工事が入るため、費用もかかってきます。

電圧を変更する作業に入る前に、しっかりと電気業者に確認することが大切です。