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電気工事施工管理技士とは?監理技術者を目指すなら取りたい資格

電気工事に関する資格は数多くありますが、電気工事施工管理技士は仕事の幅を広げるためにも有利な資格です。

1級を取得すれば監理技術者の資格要件にもなりますのでキャリアアップのためには取得しておきたいところです。

この記事では電気工事施工管理技士と監理技術者の資格について解説します。

 

電気工事施工管理技士とは

電気工事施工管理技士は電気工事の施工計画の作成や工事の工程、安全、品質の管理、電気工事の監督業務などを行う事ができる国家資格です。

施工管理は工程・品質・原価・安全の4大管理を行う建設現場になくてはならない職種です。

 

1級と2級では仕事内容はほぼ同じですが管理できる現場の規模に違いがあります。

1級は特定建設業の専任・技術者、管理技術者と認められるため、大規模な工事の施工管理に携わることができます。

 

2級は一般建設業の許可に必要な専任技術者、主任技術者として認められ、主に中小規模の現場での施工管理を行うことができます。

 

電気工事施工管理技士の合格率

電気工事施工管理技士の合格率は1級、2級共に40~70%程度とあまり難易度は高くないと言えます。

令和3年度から試験の制度が新しくなっており、これまで知識を問うだけの問題から能力や実務経験に基づいた知識、能力が問われる試験に変更されています。

 

制度が変わったとはいえ、あまり難易度は変わっていませんので過去問でしっかりと対策しておけば合格は射程圏内に入るでしょう。

 

1級電気工事施工管理技士は監理技術者の受験資格になる

1級電気工事施工管理技士の有資格者は監理技術者の受験資格となる1級国家資格の1つです。

監理技術者は請負金額が一定以上の大規模な工事で置かなければならない技術上の施工の指導監督です。

 

特定建設業者が発注者から直接請け負った元請け人で、合計4,000万円以上の下請契約を締結した工事には監理技術者が選任で配置が義務付けられています。

監理技術者を受験するには1級国家資格の有資格者か、実務経験の条件を満たす必要があります。

 

電気工事に携わっている方で監理技術者を目指している方は1級電気工事施工管理技士を取得して監理技術者に挑戦するという道すじがスムーズです。

 

キャリアの幅を広げるために資格取得が有利

電気工事に関連する資格は数多くありますが、1級電気工事施工管理技士と監理技術者は大規模な工事で求められる資格です。

 

仕事の幅を広げるためにも受験の準備を進めておくのがおすすめです。