NEWS今後ますます需要が高まると思われるコンセントの増設
今後ますます需要が高まると思われるコンセントの増設
電化製品を使う場合に必ず必要なのがコンセントですが、
電化製品を使う場所にコンセントが無ければ、
延長コードなどを使用して電化製品につなぐことになります。
しかし、延長コードを使用する際、電気の許容電流量が足りなかったり、
延長コードに足をひかっける恐れや、見栄えの悪さもついてまわります。
そこで、電気工事士にコンセントの増設をお願いすることになります。
今回は、コンセントの増設についてご紹介します。
▶︎コンセント増設の注意点
コンセントの増設は、使用する電気機器にもよりますが、
配電盤から直接コンセントまで電線を這わせるのが望ましいです。
配線の際に天井裏を通って壁の中まですんなり配線できれば楽なのですが、
最近の住宅は気密性などを求められているため、なかなかすんなりと工事は進みません。
そこで、最寄りのコンセントから電源を取り、目的の場所まで配線するのも一つのてです。
しかし、この方法は既存のコンセントが普段どれくらいの電力を消費しているかなどの
下調べをある程度綿密にする必要があります。
増設したコンセントの電力量が多すぎて
配電盤のブレーカーが落ちてしまわないように気をつけた方がいいです。
また、電気配線を施工する際住宅の柱など傷をつけてはならない物にも
細心の注意を払って工事しなければなりません。
▶︎コンセントの需要について
近年は、あらゆる道具が電気の力を必要とするため、
コンセントの需要は計り知れないものとなっています。
外出先から帰ってくるなりスマートフォンやノートパソコンの充電などで、
コンセントに電気機器を接続したり、
家電などの活用であらゆる場所にコンセントが必要になってきています。
少し先の将来には電気自動車が当たり前になるとも言われていますが、
電気自動車を自宅で充電するのにもコンセントが必要となります。
現在の新築住宅でも電気自動車を充電する設備の普及はまだまだ進んでいません。
恐らく、このようなコンセント増設工事の需要は今後どんどん増えてくるものと思われます。
これからもどのような形でコンセントのお世話になるのか、
想像するのは難しいかもしれません。
少しでも見栄えが良い形でコンセントの増設工事を行うことが大切です。
また、日本では原子力発電所の再稼働問題があり
電力の消費をなるべく抑制するように心がけることも今後は大切になると思います。
そのため、電気を上手に使用するように心掛けていきたいものです。