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電気工事士の服装は何を着ればいい?静電気帯電防止作業服とは

電気工事士を目指している方の中には電気工事の現場ではどのような服装で作業に当たったら良いのか分からない、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

電気工事は危険な作業もありますので、安全を確保した服装をして作業に従事することになりますが、電気を扱うために特に服装に注意する必要もあります。

そこで、電気工事士の服装についてご紹介します。

 

▶︎通常は作業着を着用する

電気工事士の求人広告では「服装自由」と書かれていることもありますが、基本的に多くの方が作業着を着ています。

たとえ服装自由であってもTシャツに短パン、サンダルといった格好では危険です。

特に電気工事では電気を扱う特性上なるべく肌を露出しない服装が望ましいとされています。

 

電気工事士の方は真夏でも長袖の作業着と安全靴で作業しています。

電気工事に限らず、工事関係者は基本的には長袖です。

肌を露出する服装は危険が伴い、思わぬ事故につながる可能性が高いためです。

 

基本的には長袖長ズボンの作業着ですが、夏場に高温になるような場所での作業用として「空調服」と呼ばれる服の中に小さい扇風機を仕込んで風を送る方法で、熱中症による事故を防ぐ機能性アイテムも各メーカーから多数登場しています。

 

▶︎時には静電気帯電防止作業服が必要な場合もある

一般的な住居の配線工事とは異なり、大きな電圧を扱う大型設備やビルなどの電気工事では感電事故防止の服装が必要です。

 

また、電気工事では静電気が発生すると大きな事故につながることがあります。

回路がショートして設備工事ができなくなったり、時には発火する可能性もありますので、帯電を防止する素材で作られた静電気帯電防止作業服の着用が義務付けられている現場もあります。

 

作業着は各メーカーからさまざまなタイプが発売されており、ストレッチ素材や季節によっても選ぶことが可能です。

 

▶︎安全に電気工事を行うために適切な作業着を選ぶことが大切

電気工事の作業着についてご紹介しました。

 

業務中の事故は労災が適用されるため、会社側が安全を確保するために服装を規定している場合もあります。

 

そうでなくても安全に作業するためには各々が電気工事に適切な作業着を適切に着用して作業にあたるようにしましょう。