NEWSコンセントを増やす方法と注意点②
コンセントを増やす方法と注意点②
前回は、コンセントを増やす方法についてご紹介しました。
今回も、コンセントを増やす際のポイントや注意点などについてご紹介します。
▶︎使用目的に合った配線計画を立てる
コンセントの使用目的と増設するコンセントの配線計画を考えることは大切です。
配線計画を立てるにあたって重要な点は、『位置』『高さ』『コンセントの数』となります。
コンセントの使用目的に合わせた位置や、部屋の広さに合わせたコンセントの数、高さなどを考えると良いですよ。
また、部屋の種類ごとにも適切な増設箇所が変わってきます。
リビングやキッチンなど、各部屋に合わせて利便性の高い増設を行いましょう。
お年寄りやお子様がいるご家庭の場合は、少し低い位置にすることで負担を減らすことが出来ますよ。
様々な要素を加味して、配線計画を行うことが大切です。
▶︎コンセントの配線工事には資格が必要
コンセントと配線工事の施工で大切な点は、電気工事士の資格を持った業者に依頼することです!
電気工事の施工には、国家資格である第一種、または第二種電気工事士が必須となっています。
コンセントカバーの交換は資格がなくても出来ますが、コンセント内部の配線は電気を取り扱う工事となります。
電気配線の取り扱いは、たとえ100Vで感電死してしまった事例もあるため、くれぐれも配線には触れないようにしましょう。
また、資格のない人が配線工事を行うと電気工事士法の違反となり、
30万円以下の罰金もしくは1年以下の懲役が科せられます。
また、安全性はもちろんですが、増設する際、分電盤の電圧を確認してもらうことも必要です。
コンセントの配線の増設をするときは、必ず資格を持った電気業者に依頼をしましょう。
▶︎配線工事は業者への依頼がおすすめ
新しい箇所へのコンセントの配線を増設は施工状況によって価格は変動しますが、
基本的にはコンセント本体と配線を分岐して増設する作業となります。
作業は、1時間程度の時間で終了します。
2回に渡り、コンセントを増やす方法と注意点についてご紹介しました。
コンセントの配線・増設工事でもっとも大切なことは、
電気配線を取り扱う施工なので、必ず電気工事士の資格を持った人に依頼するということです!
コンセントの増設は、延長コードを使っている部屋での漏電や怪我の危険性を考えるとおすすめです。
部屋もすっきりとして、快適な気分も味わえると思います!
配線に悩んでいる方は、この機会に検討してみてはいかがでしょうか?