NEWS飲食店の照明・コンセント・配線など電気工事を依頼する際の注意点
飲食店の照明・コンセント・配線など電気工事を依頼する際の注意点
飲食店やショップなど、店舗を開店する際には内装工事のほかに照明の設置やコンセントの増設、配線などの電気工事が必要です。
今回は飲食店をオープンする際に必要な電気工事を行う際の注意点をご紹介します。
飲食店の電気工事の注意点
物件の電気容量を確認する
飲食店の電気工事を実施する際には事前に物件の電気容量を確認しておくことが大切です。
飲食店は電気使用量の多い業務用調理機器を使うことも多く、物件の電気容量が足りているか確認しておく必要があります。
もし、容量が不足している場合は電気工事で電気容量を増やします。
木造か鉄筋コンクリートかで工事方法が異なる
配線工事の方法はその建物が木造か鉄筋コンクリートかで異なります。
木造は壁の裏側に配線をしますが、コンクリートは配管がコンクリート内に埋没されます。
この作業はコンクリート打設前に行うため、あとから配線のやり直しはききません。
配線に融通をきかせたい場合は木造の物件を選ぶようにしましょう。
電気工事業者に依頼するときのポイント
各種電気工事は一括で依頼する
電気工事には、電源、照明、LANネットワーク、空調の設置などさまざまな工事があります。
これらの工事は床や天井、壁などを取り外して配線する可能性があるため、作業数を減らして費用を抑えるためにも同一の電気工事業者に依頼するようにしましょう。
複数業者から相見積もりをとる
電気工事業者選びの際は、3社程度から相見積もりを取り、比較検討すると失敗を防げます。
業者を選ぶ際は、料金だけでなく、担当者の対応やアフターサービスなども視野に入れて検討することをおすすめします。
地元の電気工事業者に依頼する
電気工事業者は担当エリアが決まっているのが一般的です。
業者から店舗までの距離に応じて交通費がかかるケースもあるため、同じエリアの電気工事業者から選ぶようにしましょう。
業者が近くにあればトラブルが起こった場合にもすぐに対応してもらえるため安心です。
気になる業者にはまず問い合わせをしてみる
飲食店のオープンには電気工事は欠かせません。
家電では電気工事が必要なくても業務用機器となると設置に電気工事が必要なものもあります。
そのため、早めに業者に相談して配線計画を立てておくとスムーズです。
気になる電気工事業者を見つけたらまずはメールフォームや電話で問い合わせをしてみて、疑問を解消しておきましょう。
問い合わせをうまく使うと各業者の対応の違いが分かり、業者の選定にも役立ちますので気軽に問い合わせしてみることをおすすめします。