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店舗の電気工事の種類と電気工事を依頼する際の注意点

店舗を開店させるにあたって、多くの場合物件を改装して使うことになり電気工事も必要になります。

この記事では、店舗の電気工事の種類や電気工事を依頼する際の注意点について解説します。

 

店舗の電気工事の種類

照明器具の取り付け

店舗の照明をLED照明に交換する場合や、商品ディスプレイ用に照明を設置したい場合は照明器具設置の電気工事を行います。

 

商用設備用電源の設置

業務用の電気機器は200Vの電源のものが多いため、既存のコンセントは使えません。

このような電気機器を使用する店舗では、商用設備用の電源の新設が必要です。

 

配電盤とブレーカー、配線の交換工事も必要なため大規模な電気工事になる可能性があります。

 

業務用エアコンの設置

業務用エアコンの設置は電気工事が必要です。

店舗の形によってはビルトインエアコンのような吹き出し口が複数あるエアコンが適している場合もあるでしょう。

 

空調はお店に合ったものを設置する必要があるため、業者とよく相談して決めると失敗を防げます。

 

コンセントの増設

電気設備の数によってはコンセント増設の電気工事が必要な場合があります。

店舗で使用する電気機器の数を把握しておき、余裕を持ってコンセントを設置しておくと安心です。

 

ネットワーク回線の敷設

電話線やインターネット回線などの通信回線の敷設工事も電気工事に含まれます。

固定電話は何台必要か、など事前に情報を整理しておきましょう。

 

店舗の電気工事をする際の注意点

事前に店舗の電気容量を確認しておく

店舗の電気工事をする際には事前に物件の電気容量を確認しておきましょう。

業務用電気機器は使用電力量の大きいものが多いため、物件の電気容量で間に合うかどうか調べておく必要があります。

容量が不足している場合は、電気容量を増やす電気工事を行います。

 

建物の建築方式により施工方法が異なる

電気配線は木造建築と鉄筋コンクリート造では敷設方法が異なります。

木造建築は壁の裏側に配線できますが、コンクリート造ではコンクリート内に配管を埋め込み、配管内に配線します。

 

そのため、コンクリート造の配線工事はコンクリートの撤去の必要があり、大きな費用がかかります。

電気工事で配線変更が必要な場合は木造建築の物件がおすすめです。

 

店舗の電気工事は電気工事士が実施する

店舗の電気工事の種類や注意点についてご紹介しました。

最近では店舗の内装などを自分で行う方も増えており、DIYで費用を抑えるケースも多くなっています。

 

しかし、電気工事は電気工事士の資格がなければ取り扱えませんので、照明や空調設備の設置、コンセントの増設などは簡単な工事でも電気工事業者にご依頼ください。