NEWS感震ブレーカーとは

感震ブレーカーとは

大災害の発生時には、多くの二次災害が懸念されます。
そのなかでもとくに注意が必要なのが、電化製品による火災と言えます。
そのような事態を回避するために有効なものとして、感震ブレーカーというものが存在します。
しかし、あまり認知されていないためいったいどのようなものか分からない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、感震ブレーカーとはいったいどのようなものなのかを詳しく説明していきます。

▶︎感震ブレーカーとは?
一定値以上の震度を観測したときに作動し、
自動で電力を供給することを可能にするのが感震ブレーカーです。
災害時に大きな効果が期待でき、
家庭ごとに設置することで様々なトラブルを未然に防ぎやすくなります。
あまり一般の方に認知されていない傾向がありますが、
昨今推進特別法が制定され普及が高まりつつあります。
市によっては設置を補助する制度も設けられ、
個人の方でも設置することが可能な場合もあるのです。

 

▶︎なぜ感震ブレーカーが必要なのか?
大きな災害時が発生すると、様々な二次災害が想定できます。
震度が高い地震が起こり、電化製品から出火、断裂した電気コードからの出火などのおそれもあります。
震災時の発熱が原因で火災につながるケースが多く、
未然に防ぐのが困難な傾向がありました。
とくに木造住宅が密集している地域では、火災がすぐに広がることもあり危険性が高まることもあります。
しかしながら感震ブレーカーは、自動で震度を感知する機能をもっているため、
これまで防ぎにくいとされていた災害を限りなく減らせる効果が期待できます。
また、火災を防止することによって建物内から安全に避難できるようになる可能性も上がらり、
多くの方が混乱するのを防ぎやすくなります。
万が一に備えて避難経路や非常食などを用意しておくことも重要ですが、
感震ブレーカーを設置することで被害の拡大を防ぐことも可能なのです。
普及率が低いとされているため、重要性を認知していない方も多いと思います。
しかしながら、いつ発生するか予想が難しい災害に備えるために、
設置を検討されてみてはいかがでしょうか。