NEWS感震ブレーカーの種類をご紹介!

感震ブレーカーの種類をご紹介!

感震ブレーカーは、主に3種類に分類されます。
それぞれの特徴を正確に理解し、どのような事態に効果的なのかを確認していきましょう。

・分電盤タイプ

一定の震度を感知して電気を遮断する機能が付いたタイプになります。
被害を防ぐために非常に効果的と言えます。
しかし大きな揺れに反応すると全ての電気を遮断してしまうため、
電力を必要とする医療器具などを設置する際には注意が必要です。
いざというときに使用できないケースも想定できますので、
設置の際は事前に確認するのがいいでしょう。

・コンセントタイプ

ご家庭に設置されているコンセントプラグに挿し込むタイプと、
既存のコンセントと取り替えて使用するタイプに分類されます。
埋め込む場合は、別途埋め込み工事が必要になり、
場合によってはおおがかりな工事になる場合もあります。
コンセントごとの電気を遮断し、電熱器具からの火災を防ぐ効果が期待できます。

そのため電子レンジや電気ストーブなど、
電熱器具を接続しているコンセントプラグに接続するのが望ましいでしょう。

・簡易タイプ

分電盤に取り付けて使用するタイプです。
比較的安価に手に入るものが多く
初めて感電ブレーカーを購入する方におすすめできるものと言えます。
一定の震度を観測すると重りが落下し、ブレーカーを自動的に下げる効果があります。
しっかり機能すれば効果的に活用することが可能ですが、
誤作動を起こしてしまうこともあるため、定期的に動作確認をすることが大切です。
また、賃貸などでは、取り付け工事をむやみに行うことはできません。
感電ブレーカーの取り付けを検討しているのであれば、
ご自宅の状況を適切に把握して合うものを選びましょう。

▶︎感震ブレーカーの設置はプロに依頼を

地方自治体の援助により、設置の際は補助金を受け取ることも可能な場合があります。
しかしながら、設置作業は自分だけで行うのは困難な場合が多いです。
適切に取り付けないとうまく機能が働かないおそれがあります。
いざというときに効果を発揮しないとトラブルを招くことも考えられます。
そのため正しく設置することが大切です。

▶︎まとめ
一定以上の震度を感知し、自動的にトラブルを防いでくれる感震ブレーカーですが、
いまだに普及率は低い傾向にあります。
自治体などの協力によって、設置を促す活動もありときには補助金ができることもあります。
個人のお宅にも設置することが可能であり、種類によっては安価で手に入れやすいもの存在します。
設置に関しては、正確に行う必要があるため電気工事のプロに依頼する方法が有効です。