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屋内配線の電気工事の施工方法と注意すべき点とは?

最近では外灯や防犯カメラ、お庭でのバーベキューなど屋外で電気製品を使う機会が増えており、屋外配線工事のニーズも高まっています。

ここでは、電気工事で屋外配線を施工する方法や注意点について解説します。

 

屋外配線の方法

電気工事で屋外配線を施工する方法は2種類あります。

電気製品の使用目的やそれぞれのメリットとデメリットを把握したうえで選択することが大切です。

 

室内コンセントから屋外コンセントに分岐させる

室内ですでに設置されているコンセントから分岐させて外壁に新しいコンセントを設置する電気工事です。

費用も安く済み、工事にかかる時間も短時間で済みます。

 

注意点は屋内と屋外両方で消費電力の大きい電気製品を使うとブレーカーが落ちる可能性があるという点です。

また、屋外コンセントを設置する近くに分岐させるコンセントがないと施工できません。

 

分電盤から新規で配線する

分電盤から新たに配線を引く電気工事です。

消費電力の大きい電気製品を使ってもブレーカーが落ちる心配もなく屋外で電気を使えます。

 

ただし、分電盤から新しく配線を引くため電気工事費用が比較的高くなります。

 

ケーブルを屋外配線するときの注意点

電線保護材が必要

ケーブルは長期間外の環境にさらされると紫外線などの影響で被膜のひび割れが発生する可能性があります。

屋外配線の場合は、電線保護材などを使用して、紫外線や雨水からケーブルを守る必要があります。

 

屋外配線は屋内配線よりも寿命が短い

屋内配線の場合、ケーブルの寿命は20~30年だと言われています。

屋外は紫外線や風雨など、屋内よりも過酷な環境にありますのでケーブルの寿命は屋内に比べて短くなります。

 

劣化したケーブルを放置していると漏電などの事故に繋がるおそれがあるため、定期的に電気工事士による点検とメンテナンスが必要です。

 

防水仕様のコネクタを使用する

最近ではケーブルの接続に差込コネクタを使って接続するケースも増えています。

LED照明などの設置に差込コネクタを使用する場合は、防水仕様のコネクタを使用します。

 

LED照明の熱膨張と収縮が繰り返されると内部に蒸気が発生しやすくなり故障の原因となりますので、防水コネクタを使用し水の浸入対策を行います。

 

屋外配線工事は電気工事士が行う

屋内配線、屋外配線に限らず、配線工事は電気工事士の資格がないと行えません。

そのため、DIYで無資格者が電気工事を行うのは不可能です。

電気工事士は現地調査をしっかりと行ったうえでお客さまに適切な提案をし、電気工事を実施することが大切です。