NEWSブレーカーに応じた対策を!
ブレーカーに応じた対策を!
前回、それぞれのブレーカーが落ちる原因をご説明致しましたが
ブレーカーによて原因は全く異なります。
どのブレーカーが落ちるのかが判明したら、次にその対策を考えましょう。
・アンペアブレーカーの対策
対策の鍵となるのは、使用する電気の量です。
一度に大量の電気を使用すると落ちてしまいますので、
電気の使用を分散させたり、消費電力の大きい家電の使用を控えたりするようにしましょう。
具体的には電子レンジ・ドライヤー・オーブンなどがそれに当たりますので、これらの家電には要注意です。
逆に、電気の許容量を増やすという選択もあります。
契約アンペアを大きくする事で、大量の電気を使用してもブレーカーが落ちにくくなります。
ただし電気の基本料金が上昇しますので、ご予算に合わせて契約プランを見直すべきでしょう。
・漏電ブレーカーの対策
漏電修理が唯一の解決方法となります。漏電は絶縁体の劣化や家電の故障など、どこで発生しているのかわかりません。
そのためまずは、漏電箇所を探る必要があります。
手順としては、まず安全ブレーカーを全て落とします。
その後漏電ブレーカーを入れ、安全ブレーカーを一つずつ入れていきます。
漏電箇所のブレーカーを入れた場合再び停電しますので、これを繰り返すことで大まかな漏電箇所が判明します。
ただし漏電修理は感電の危険がありますので、ご自身で行うことは避けてください。
・安全ブレーカーの対策
そのお部屋の電気の使用量が問題ですので、消費電力の大きい家電の使用を避けてください。
それぞれの家電がどの程度電力を使用するのか把握すると良いでしょう。
まとめ
電気は私たちの生活に欠かせないものですので、ブレーカーが落ちてしまいますとどうしても焦りがちです。
まずは、ブレーカーについて知る事から始めてみてはいかがでしょうか。
そうすることで気持ちを落ち着け、迅速な問題解決にも繋がるでしょう。
ただし、漏電などどうしても危険を伴う原因もあります。
「どうしても原因がわからない」「原因はわかったが自分では解決できない」そのような場合は、
電気工事に強い業者に依頼するようにしてください。ブレーカーのトラブルにも自信を持って対応してくれます。