NEWS身近な電気配線をご紹介!
身近な電気配線をご紹介!
前回に引き続き、電気配線の種類についてご紹介していきます!
1-4.電話線
電話線は電話通信を行うための配線で、アナログ・デジタルと光電話で使用する電話線が異なります。
一般的に屋外の電柱から、電線を引っ張ってくる形で配線を行います。
アナログ・デジタル回線の場合は、銅線を利用して通信を行います。
アナログ回線は音声をそのまま銅線にのせ、デジタル回線は音声を0と1に変換する方式です。
一方光電話の場合は光ファイバーケーブルを利用した通信で、インターネット回線と同じ回線を利用することが特徴です。
1-5.コンセントの配線
コンセントは壁などについている電気を供給するための穴で、配線用差込接続器の構成要素の1つです。
配線部は壁に埋め込まれており、配線する場合はおもに天井裏から作業します。
コンセントは左右の穴に大きさの違いがあり、大きい方がマイナス側、小さい方がプラス側というように決まっています。
しかし実際は左右逆に取り付けをしても、電化製品などに大きな影響はないため、考えられずに取り付けれることも多いです。
1-6.スイッチプレート配線
スイッチプレート配線は、照明や換気扇をつけるスイッチなどの配線のことです。
照明用スイッチであれば、スイッチから壁のなかを通り照明まで配線されていることがほとんどです。
電気回路は電源からスイッチを通り照明を経由して、電源まで戻っていくような設計がされています。
そのためスイッチを操作することで照明をON/OFFすることができるのです。
また最近ではスイッチプレートのもので無線式が登場しています。
この場合は配線がなく、部屋のどこでも取りつけることが可能です。
1-7.照明器具用配線
照明器具配線は、照明器具を取りつける天井部分の配線のことです。
一般的には引っ掛けシーリングとよばれる配線器具がついていることが多く、
誰でも簡単に照明器具を取りつけられるようになっています。
引っ掛けシーリングは決まった場所にしかついていまいため、好きな位置に照明をつけることはできません。
好きな位置に照明をつけたい場合は電気配線を延ばして工事する必要がありますが、
そのためには電気工事士の資格が必要になります。
1-8.インターホン配線
インターホンには屋外の子機と屋内の親機が配線されている有線方式と、無線で通信をする無線方式の2種類があります。
有線方式の場合は壁のなかを通して配線を行い、おもに2線・4線をもちいます。
配線の種類について知って頂けましたでしょうか?
次回からは配線工事について詳しくご紹介していきます。